屋根は住宅を守るシールド
屋根は住宅を守るシールドのような役目を担っており、風雨や日光から家を守ってくれています。 雨風を最も強く受ける場所でもあり、実際に他の箇所に比べて痛みも早い箇所で、特にセメント素材のスレート瓦・鉄板などの屋根は定期的な塗装が必要となります。 見た目ではあまり大きく変わっていなくても、瓦を繋ぐ漆喰の部分が劣化しているということはよくあります。
スレート瓦の場合は塗り替え時期のサインとして、表面に赤苔が生える傾向があります。 これは表面の塗膜が無くなり、コーティング機能が無い状態となって水分を瓦自体吸っているから起こる現象です。 瓦が水分を吸う状態になると、苔が生えると同時にヒビ割れが起き、ひどくなると最悪塗装が出来なくなります。 こうなると葺き替え事態を変えないといけない為、修繕コストが塗装の何倍にも膨れ上がります。
またこういった状態まで放置された瓦は雨漏りの原因にもつながり、雨漏りが発生するまでになると、屋根だけではなく屋根裏や住宅の基盤にまで影響が出ていることが多いため住宅全体の修繕が必要となります。 それを防ぐためにも今の現状を把握し、早めの対処を心がけましょう。 屋根は3~5年に一度はプロによる点検を行われることをお勧めいたします。